車の鍵を紛失してしまった場合、急いで鍵業者に連絡してみたが、思ったより高額な費用がかかったり、キーシリンダーが壊されていて、交換せざるを得ない状況になってしまうこともあります。

今回は、車の鍵を紛失してしまった場合、電話連絡する際に、悪質な鍵業者かどうか見分けるポイントや悪質な鍵業者に遭わない対策を紹介します。

焦らずに鍵業者をチェック

車の鍵を紛失してしまい焦って連絡した結果、予定外の出費になることがあります。鍵業者に連絡する際のチェックポイントを紹介します。

現金決済かクレジットカード決済かなど具体的な支払方法も確認しておくことで、作業後の支払がスムーズです。

費用を事前に確認しよう

「車の鍵開け、合鍵作成5,000円〜」と紹介しているのは、最低料金で、この料金では終わりません。5万円請求されても、5,000円〜に該当します。

鍵開けのみなのか、合鍵作成も必要なのか、盗難防止のイモビライザー付なのかによって作業料金が異なります。
車種、年式によりますが、内溝キーのスマートキーの場合、鍵開けから合鍵作成、イモビライザーID登録まで約8万円前後の料金がかかります。

イモビライザーが無く、外側にギザギザのある外溝キーの場合なら、鍵開けからスペアキー作成まで行っても3万円前後が目安です。

鍵業者に依頼する場合は、鍵の種類や形状、イモビライザーの有無を伝え、可能な限り上限の金額を確認しましょう。

鍵に関する費用のみならず、訪問・出張料金もしっかり確認することが大切です。
万一イモビライザーの登録が出来ないなど、作業が完了しなかった場合、出張料金だけしっかり取られてしまう場合があります。

作業前に見積提示をお願いしましょう

事前におおよその料金を確認していても、作業前にしっかり見積提示をお願いしましょう。

作業前にしっかり見積提示してくれる鍵業者なら安心して任せることが可能です。

鍵業者のウェブサイトもチェックしよう

鍵業者のウェブサイトをチェックして、屋号や営業所の所在地、概算料金など詳しく記載されている業者を選びましょう。

実際電話してみると、出た人が詳しくなかったり、出張料金や基本料金のみの説明で現地で確認しないとわからないと言う業者は注意しましょう。
実際に現地に来てもらってからの場合、料金が不透明でも断りにくくなります。
業者は行ってしまえば断られることは少ないと考え、まず現地に向かってしまうケースがありますので注意しましょう。

技術者の腕が悪いと壊される可能性も

鍵開けに時間がかかり、開けることが出来ずシリンダーを壊してしまう例もあります。余計な出費がプラスされますので、事前に作業内容の説明や開錠できなかった場合やシリンダーが壊れてしまった場合の説明をしっかり受けましょう。
作業内容の説明が出来ない技術者の場合、はっきり断ることも大切です。

普段から鍵業者をチェックすることも大切

車の鍵の紛失時に慌てないためにも、普段から鍵業者をチェックしておくことが大切です。
近くの鍵業者が複数店補を持つチェーン店なら、遠方の出先で鍵を紛失した際に連絡しやすくなります。但し1次受けだけするような鍵屋も沢山存在しそれを見分けるのも難しいですが、応対や金額提示部分で見極める必要があります。

近くの鍵業者をチェックしておくことで、車の鍵ばかりでなく、家の鍵の紛失時にも連絡することが出来ます。近くの鍵屋で地元で営業している場合は信頼度も高い事が多いです。但し出張対応ができなかったり金物屋+鍵屋などで車などのイモビライザーや車鍵への知識が乏しいなどがある場合があるのでこの点には注意が必要です。鍵業者の対応を確認するために、家の鍵やバイクの鍵のスペアキーを作成してもらうのも良い方法です。

まとめ

車の鍵を紛失してしまった場合、悪質な鍵業者を選ばないためにも、慌てず冷静に鍵業者を選定しましょう。

電話連絡で、メーカーや車種、イモビライザーの有無などを伝え、上限の費用を確認しましょう。○○円～の返答は、上限がわからないため断りましょう。

作業前に、作業内容の確認と見積の提示を受けましょう。

普段から、鍵を紛失してしまった場合に依頼する鍵業者を調べておくことが大切です。
いざという時に冷静な鍵業者選びが可能になります。

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