車の盗難防止に役立つイモビライザーは、イモビライザーを解除するイモビカッター対策など盗まれにくいように年々進化しています。
通信機能を持つコネクテッドサービスを標準化する車種も増加し、イモビライザーにGPSによる位置情報システムを加えてセキュリティを強化するなど対策が進んでいます。
ここでは、最新国産車種のイモビライザーについて紹介します。
エースロック鍵屋 目次
イモビライザーは進化している
スマートキー+イモビライザーが国産車で初搭載されたのが、2000年に発売された30系セルシオです。
以降、イモビライザー搭載車が続々と販売されましたが、当初のイモビライザーは、イモビカッターと呼ばれるイモビライザーを解除する装置によって盗難が相次ぎました。
スマートキーの車は100%イモビライザーが装備されています。
キー1体型のリモコンキーの車種にもキーの持ち手の部分にイモビライザーチップが入っている場合があります。
メーターパネルに赤い鍵のマークや赤いマークが施錠後に点滅している場合、イモビライザーが装備されていると考えて良いでしょう。不安な場合は、ディーラーにお問い合わせください。
2005年以降は、イモビカッター対策が進みましたが、おおむね10年でイモビライザーが解除されるなど、自動車メーカーと窃盗団とのイタチごっこが続いています。
最新の国産車は、イモビライザーとセキュリティアラームによって盗難を未然に防いでいます。しかし、スマートキーから発せられる微弱電波を拡幅してドアを開錠し、エンジンをスタートさせ盗むリレーアタックが問題視されています。
イモビライザーヒント:
イモビライザー付き車で鍵紛失してしまった場合の費用と作業内容とは?
いまさら聞けないイモビライザーってどんな物?
認証システムを後付けしてイモビライザーを強化
リレーアタックによる被害を未然に防ぐため、ハンドルロックなど物理的なロックを取り付けることで被害を防ぐことができます。しかし、乗降の度にハンドルロックを取付けたり外したりしなければならないのは面倒です。
イモビライザー付車に追加で認証システムを後付けする盗難防止対策があります。
暗証コードを入力するタイプやスマートフォン認証タイプなどがあり、車のエンジンを始動できる状態でも、認証できなければ盗めません。
コネクテッドサービスの活用
レクサスのG-LinkやトヨタのT-Connectなど各メーカーでコネクテッドサービスが利用できる車種が増加しています。
スマートフォンでドアロックの確認や操作、エンジン始動の通知、GPSによる車両位置追跡、警備員の派遣など、予期せぬエンジン始動は通知を確認して、万一の盗難に早めに気づくことができ追跡も可能です。
コネクテッドサービスの利用は、各メーカーのコネクテッドサービスに加入していることが条件です。未加入であったり、スマートフォンのアプリが登録認証されていない場合は利用できません。
EV車はコネクテッドサービスが重要
EV車の場合、パソコンのように電源を入れてシステムを起動します。
スマートフォンとの連携で、ドアロックの操作の他、自宅にいながら空調を操作したり、充電状況を確認したりすることが可能です。
今後、システムの更新やイモビライザーなどの防犯セキュリティもパソコンのセキュリティソフトの更新のように、リモートで更新が可能になるでしょう。
米国テスラのEV車は、リモート通信でのシステム更新が可能ですが、国内でEV車を販売している日産のコネクテッドサービスは、システム更新などメンテナンス面まで進んでいません。
最新国産車種イモビライザーのまとめ
イモビライザーのセキュリティシステムは日々進化しています。
スマートキーの微弱電波を利用したリレーアタック対策が必要です。
認証コードを入力して認証するタイプやスマホで認証するセキュリティシステムを後付けする方法もあります。
コネクテッドサービスなど通信サービス搭載車は、車の異常をアラーム通知でいち早く確認でき、盗難にすぐ対応可能です。
イモビライザー+αの対策が窃盗団から車を守るポイントです。
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