初代エルフは、1959年8月に誕生しました。日本の狭い国土、狭い道で最も効率よく荷物を運ぶことを目的として、キャブオーバースタイルのトラックとして発売されました。60年近い歴史を持つエルフは、いすゞの主力車種として世界各国で高く支持されている小型トラックです。

2023年3月にフルモデルチェンジしたエルフは、いすゞとして初のバッテリーEVを市場投入しています。

いすゞの小型トラックエルフのキーの特徴や、スマートキーを紛失してしまった場合の対応について、エルフの特徴も含め紹介します。

小型トラックエルフの特徴

エルフは、積載量1.5tから3.0tクラスまで、平ボディやカーゴボディなど様々な車種を展開する小型トラックです。

世界各地で支持され続けている小型トラックエルフには、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムが装備されています。
2007年7月のモデルチェンジ以降のエルフには、CNG車を除く全車にエンジンイモビライザーを標準装備します。

いすゞは、世界中のお客様の利便性を損なうことなく、物流業界において重要な課題に対応していくため、「選べる自由、それが『運ぶ』の未来」を掲げ、開発しています。
2023年3月に発売されたエルフは、デザイン、ホスピタリティ、エコノミー、セーフティ、コネクテッド、ラインナップの6つのポイントを中心に進化させました。

スムーズな変速を実現するAMTは9速デュアルクラッチトランスミッション「ISIM」を採用する他、信頼性の高いクラッチ付きのマニュアル車も用意しています。
カーボンニュートラル時代に対応するため、投入した電気自動車「ELF EV」は、都市部のラストワンマイルの配達に最適です。

2018年10月の改良にて、小型トラック初のステレオカメラを搭載したプリクラッシュブレーキをはじめとする先進安全装備が標準装備されました。
2023年3月に発売されたエルフには、全車速間クルーズコントロールをグレード別に装備しています。

また、通信端末を標準装備することでコネクテッド化し、車両の状態を遠隔把握、このデータを利用した高度純正整備が可能になるなど、安心安全装備が充実しています。

エルフは全車イモビライザーを標準装備

エルフは車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムを2007年7月以降標準装備します。

エルフの鍵紛失時には鍵業者が対応

エルフでイモビライザー付きの鍵を紛失したなどトラブルの場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。
トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから、コンピューターのリセットを行い、コンピューターのリセット作業、イモビライザーの登録が可能です。

エルフは、2007年7月以降全車イモビライザー装備します。
グレードによりスマートキーの「キーレスライド」やキーレスリモコンキーなど鍵のタイプが異なります。
鍵業者に連絡する場合は、年式やカギの種類、エンジンの始動方法などわかる情報をすべて伝えるとスムーズです。

2007年以前のエルフにイモビライザーを装備しませんので、合鍵を作成するのみでエンジンの始動が可能です。

鍵業者に依頼することで、30分から1時間の作業で完了し、車が使用できる状態になりますが、ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピューターの交換が必要とされ、スペアキーが無い場合約1～2週間クルマが使用できない状況になる可能性があります。

まとめ

エルフは、2007年7月のモデル全車にイモビライザーを標準装備します。

エルフのキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、合鍵の作成からイモビライザーの登録まで短時間で完了します。
連絡時には、鍵のタイプとエンジンの始動方法を伝えるとスムーズです。

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