鍵交換・車の鍵紛失ならエースロックサービス

鍵交換・車の鍵紛失ならエースロックサービス【八王子市・日野市・多摩市・府中市】 | 24時間365日受付対応、プロの鍵屋が駆けつけます。tel:0120-149-769

スマートキーの節電モードで盗難抑制!気になる設定方法は?

追記情報:2023年9月12日追記投稿
前投稿:2021年12月29日

スマートキーから発生する微弱電波を拡幅させながら電波をリレーして車を盗むリレーアタックの被害が増加しています。玄関先にスマートキーを保管する方は要注意です。
メーカーが限られますが、スマートキーの電波を発しない「節電モード」にすることでリレーアタックによる盗難被害を防ぐことが可能です。

今回は、スマートキーの節電モードの使い方について、設定可能なメーカーや車種、メリットやデメリットを含めて紹介します。

節電モードでリレーアタックによる盗難を防げる理由

玄関先に保管しているスマートキーの微弱電波を受信し、拡幅させながら車まで電波をリレーで届けてドアロックを開錠しエンジンも始動させるリレーアタックによる盗難被害が深刻です。

スマートキーが車内にあると車が誤認しエンジンを始動させ、エンジンを止めない限り走り続けます。

スマートキーの微弱電波が節電モードにより発信しなければリレーアタックによる盗難被害を防ぐことが出来ます。

節電モードが無いスマートキーの対応方法は?

節電モードの設定が無い車種の場合は、金属製の缶にスマートキーを入れて保管するか、リレーアタック対策用の専用キーケースに入れて保管することをおすすめします。

100均で販売している携帯用灰皿ケースも電波を遮断しますので代用することも可能です。

スマートキーの節電モードが使えるメーカー

レクサス、トヨタ、ダイハツ、スバル、マツダ(軽自動車を除く)の比較的新しいモデルのスマートキー設定車です。日産、ホンダ、三菱、スズキの車種に設定情報がありません。

スマートキーの節電モードの設定例

レクサス、トヨタ、ダイハツ、スバルの場合、節電モードの設定方法が共通です。
スマートキーのロックボタンを押しながらアンロックボタンを2回押します
赤いランプが4回点滅することを確認できたなら節電モードの設定は完了です。

節電モード時には、ドアノブに触れる、ドアのリクエストスイッチの利用は出来ませんので、スマートキーのアンロックボタンで開錠しましょう。
アンロックボタンで開錠することでスマートキーの節電モードは解除されます。
詳しくは、お車の取扱説明書をご確認下さい。

出典:トヨタアクア 取扱説明書 ユーティリティ

スペアキーは節電モードがおすすめ

スマートキーはスペアであっても常に微弱電波を出し続けています。
常に使用しているスマートキーの電池が少なくなってきたなら、スペアキーの電池も同時に交換をおすすめします。

スペアキーを保管する前に節電モードに設定して保管することで電池が長持ちします。節電モードが設定できる車種にお乗りの方は今からでも設定してみましょう。

スマートキーの節電モードを使うメリットとデメリット

スマートキーの節電モードを使うメリットは、リレーアタックによる盗難被害を未然に防ぐことが可能です。

スペアキーに節電モードを設定することで、電池の消耗を抑制し長持ちさせることが可能です。

普段使用しているスマートキーも電波を抑制することで長持ちさせることが可能です。

スマートキーの節電モードを使うデメリットは、その都度設定するのが面倒であったり、ドアロックの開錠はスマートキーのボタンを使用しなければなりません。

また、近年増加している盗難手口で、車の制御システムに侵入して車を盗む「CAN(キャン)インベーダー」には対応しません。

人気車で不安な場合は社外品のセキュリティシステムを追加することをおすすめします。

コードグラバーによる手口に注意

コードグラバーとは、スマートキーの合鍵作成に使用される機器を悪用した新手の盗難手口です。
スマートキーでロックした際に発せられる電波信号を受信することで、ドアロックする度に作成されるIDコードを盗みとり複製します。
約100m以内の場所で待機していれば、スマートキーが発する電波を受信できるため、自宅付近で、距離を確保して窃盗犯はそのチャンスを伺っています。

合鍵作成と同じのため、ドアロックを普通に解除しエンジンを始動されることが可能です。
また、スマートキーと連動したセキュリティアラームやイモビライザーも解除されます。

ドアロック後に節電モードに設定しても、既にIDコードがコピーされてしまっているので、全く効果がありません。

プラスワンのセキュリティ対策がおすすめ

スマートキーを節電モードにしてリレーアタック対策を行っても、CANインベーダーやコードグラバーの手口で車が盗まれる可能性があります。

物理的なハンドルロックやホイールロックをプラスする、後付け社外品のセキュリティシステムを装備する、後付けのGPS装置を装備するなど、盗難防止対策をプラスするだけで、盗難防止に大きく貢献できます。

GPS発信機を取付けておくことで、車の位置を確認できる可能性があります。車の盗難に気付き、迅速に対処すれば車を取り戻せる可能性が高くなります。

利用料金はかかりますが、GPS追跡サービス、現場急行サービスによって車を取り戻すことも可能です。

メーカー純正のGPS装置の場合、システムごと解除されたり、CANインベーダーによる手口で無効化されたりする可能性が高いため、GPS装置は、後付品を取付けることをおすすめします。

まとめ

スマートキーの節電モードを活用することで、リレーアタックによる盗難被害を未然に防ぐことが可能です。

節電モードの設定が可能なメーカーは限られており、多くはロックボタンを押しながらアンロックボタンを2回押すことで設定完了します。

CANインベーダーによる盗難には対応できませんので「万全」とは言えません。

車鍵紛失・車鍵トラブルはエースロックサービス 八王子 へ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。