出典:トヨタ自動車 プリウス デザイン・スタイル
https://toyota.jp/prius/design/?padid=ag341_from_prius_navi_design
トヨタ プリウス のイモビライザー 車鍵紛失ならお任せください
プリウスは1997年12月、世界に先駆けてトヨタがガソリンエンジンと電気モーターを使ったハイブリッドカーを実現したモデルです。当時の燃費測定モード10・15モードでの燃費は、5人乗り量産ガソリン車で当時世界最高となる31.0km/L達成しました。
2019年3月現在のプリウスは4代目のモデルで、最も燃費に優れたEグレードで39.0km/L(JC08モード)を達成しています。2018年12月のマイナーチェンジで、これまでグレード別で装備されていた衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備し、安全装備を充実させました。
走行用バッテリーに余裕のある状態では、EVモードのスイッチを押すことで、電気モーターのみで走行することが可能です。ガソリンエンジン車の最もガソリンを消費する発進時に電気モーターで走行するため、ガソリン消費の抑制に貢献しているのがプリウスのハイブリッドシステムの特徴です。
初代と2代目モデルは直列4気筒1.5Lエンジン+モーターの組み合わせでしたが、3代目以降は直列4気筒1.8Lエンジン+モーターの組み合わせとなり、動力性能にゆとりが生まれました。特に、高速走行性能にゆとりが生まれ、長距離ドライブもストレスなく快適に目的地に向かうことが可能です。
ハイブリッドカーの代名詞でもあり、燃費性能に優れたプリウスは盗まれやすい車とされています。一般社団法人日本損害保険協会が発表した2017年11月調査のデータでプリウスは1位、2016年及び2015年もプリウスも1位で3年連続最も盗まれやすい車となっています。盗難の被害を防ぐためプリウスにはIDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムが装備されています。
盗まれやすいプリウスにはアナログな対策を
プリウスは人気車種のため、盗んだ後も売りやすいとされています。なぜ、イモビライザーが付いているにも関わらず盗まれてしまうしか?それは、プリウスのドアを開錠し、イモビライザーやハイブリッドシステムなど全てをつかさどるECUを丸ごと交換して始動させ持ち去る手口があるためです。イモビライザーの落とし穴と言っても良いでしょう。シートカバーや、ハンドルロック、ホイールロックがアナログな防犯対策としてありますが、一番手間にならないのはハンドルロックなので、お住まいの地域で不安な場合はハンドルロックを用意しておくことで簡単には盗まれにくくなります。
プリウスのイモビライザー搭載年式及び型式をまとめてみました。
エンジンイモビライザー搭載年式及び型式
2003年9月~ NHW20 グレード別スマートキー
2009年5月~ ZVW30 全車スマートキー
2015年12月~ ZVW51、ZVW50、ZVW55 全車スマートキー
NHW20型のSグレードはワイヤレスリモコンキー+プッシュスタートのため、リモコンキー本体をキーをセットするスペースに差し込んでエンジンを始動しなければなりません。一見スマートキーに見えますが通常のリモコンキーになります。上級のGグレードはスマートキーになりますので、持っているだけでエンジンの始動が可能です。外観からのグレード別スマートキーの装備を見分ける方法として、スマートキー装着車のドアハンドルに指で触れるだけでドアのロック&アンロックが可能なリクエストボタンが付いています。
ZVW30型以降は、全車スマートキー+プッシュ式エンジンスタートシステムを採用しています。
プリウス のイモビライザー鍵紛失とは
イモビライザー付の2代目以降のプリウスでキーを紛失してしまった場合、取扱説明書には、盗難の被害に遭う可能性が高くなりますので、手持ちの電子キーをすべてお持ちのうえ、ただちにトヨタ販売店にご相談くださいと記されています。プリウスは全てのトヨタ販売店販売車種ですが、トヨタの販売店ならどの販売店でも対応可能です。2代目と3代目はトヨタ店とトヨペット店で販売されていました。イモビライザーは鍵とエンジンのコンピュータを認証させる必要があるため、時間と費用がかかります。また、出先の場合には、移動にレッカー移動が必要になります。
メカニカルキーを複製するときに使用するキーナンバープレートは盗難被害防止のため、車内以外の安全なところに保管し、キーとは別に保管することが大切です。
プリウス のイモビライザーの車鍵紛失依頼は出張鍵屋へ
イモビライザー付のプリウスでキーを紛失した場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから、コンピュータのリセットを行い、コンピュータのリセット作業、イモビライザーの登録が可能です。プリウスのイモビライザー装備の3代目以降のモデルはスマートキーのみとなります。
2代目のNHW20型では、Gグレードがスマートキーで、Sグレードがワイヤレスリモコンキーです。2代目モデルの場合はグレードを伝えるとわかりやすいです。ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピュータの交換が必要とされ、スペアキーが無い場合約1週間クルマが使用できない状況になる可能性があります。
参照元資料及び参考URL等
トヨタ自動車 プリウス グローバルニュースルーム
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/25674138.html
一般社団法人日本損害保険協会
http://www.sonpo.or.jp/news/release/2018/1803_01.html
プリウス カタログ
http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/prius-p-3/prius-p-3_200511.pdf
プリウス 取扱説明書PDF P186
https://toyota.jp/pages/contents/prius/004_p_007/pdf/spec/prius_201812.pdf