アクアは東日本大震災のあった2011年にトヨタ自動車東日本株式会社の岩手工場で誕生しました。
プリウスよりもコンパクトで低価格なハイブリッド専用車がアクアであり、「ハイブリッドを身近なものにする」という思いが込められています。
高い実用性と圧倒的な低燃費・静粛性をお求めやすい価格で実現したアクアは、発売以来の販売台数は187万台を超える人気で、多くのお客様に支持されています。
人気のコンパクトハイブリッドカーであるアクアのキーの特徴や紛失してしまった場合の対応について、アクアの特徴も含め紹介します。
コンパクトハイブリッドアクアの特徴
2代目プリウスと同等のパワーユニットである1.5Lエンジンとトヨタハイブリッドシステム(THS)の組み合わせで、2011年に発売されたアクアは、プリウスよりもコンパクトで低価格なハイブリッド車として発売前から注目され、多くの予約注文がありました。
2021年7月に2代目アクアが発売されました。
「実用的な環境車を持続可能な形でご提供する」という使命を持つハイブリッド専用コンパクトカーとして、カーボンニュートラル実現へ近づけるべく全てを刷新しています。
最先端の安全安心機能を装備した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備、ひと目でアクアとわかるデザインはそのままに、TNGA(GA-B)プラットフォームを採用することで、高い剛性と静粛性を向上させました。
注目すべき燃費は、約20％向上させ35.8km/L(WLTCモード・Bグレード)の低燃費を実現しています。
2代目の新型アクアは、全モデルでスマートキーを標準装備し、盗難防止に役立つエンジンイモビライザーとセキュリティアラームを標準装備します。
スマートキー搭載のアクアにイモビライザーを標準装備
アクアは車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムをスマートキー装備のモデルに標準装備します。
2017年6月以前のアクアはLグレードなどのキーレスキーのモデルには、イモビライザーを装備しません。
中間グレードのSグレードはメーカーオプションで、スマートキーをオプションで選ばないとイモビライザーは装備されません。
アクアの鍵紛失時には鍵業者が対応
アクアでイモビライザー付きの鍵を紛失したなどトラブルの場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから、コンピューターのリセットを行い、コンピューターのリセット作業、イモビライザーの登録が可能です。
アクアは2017年6月のマイナーチェンジ以降全車イモビライザー装備します。スマートエントリーパッケージのオプションが選択されたアクアなど、スマートキー＋プッシュスタートシステムを搭載したモデルにイモビライザーが全車標準装備されます。2017年6月以前のアクアはLグレードなどのキーレスキーのモデルには、イモビライザーを装備しません。
鍵業者に連絡する場合は、年式やカギの種類、グレード、エンジンの始動方法などわかる情報をすべて伝えるとスムーズです。
鍵業者に依頼することで、30分から1時間の作業で完了し、車が使用できる状態になりますが、ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピューターの交換が必要とされ、スペアキーが無い場合約1～2週間クルマが使用できない状況になる可能性があります。
まとめ
アクアは、スマートキーを装備するモデルにイモビライザーを標準装備します。
2017年6月以前のアクアはLグレードなどの従来の鍵を差し込んでシステム始動するキーレスキーのモデルには、イモビライザーを装備しません。
アクアのキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、合鍵の作成からイモビライザーの登録まで短時間で完了します。
連絡時には、鍵のタイプと車の年式を伝えるとスムーズです。
